2013年10月29日火曜日

こころの健康政策構想実現会議 関連記事のご紹介

平素よりこころの健康政策構想実現会議の活動にご協力いただき御礼申し上げます。

こころの健康政策構想実現会議の活動もおかげさまで2010年4月から数えて3年半となりました。
これまでこころの健康政策構想実現会議関連の記事や書籍が多数発行されておりますので、ご紹介させていただきます。

また、構想実現会議の関連情報も順次ご案内させていただきますので、是非併せてご覧ください。


医歯薬出版株式会社 医学のあゆみ 246巻4号 p.314-318

「精神疾患の早期支援と保健・予防」

~マス目モデルを通してみる日本の精神保健医療改革―国レベルでの改革と地域レベルでの実践~

山崎修道氏 (2013年7月27日)


精神疾患の早期支援と保健・予防
定価 1,050円(本体 1,000円+税5%)

精神疾患のDALYs(障害調整生命年)は、感染症を除く疾患のなかで最大の割合を占めるにもかかわらず、精神疾患を抱える人のほとんどが治療や支援を受けていないという現状です。“マス目モデル”は精神保健医療サービス改革の重要なツールであり、空間軸(国/地域/個人)と時間軸(準備/実行/評価)の3×3のマス目を使うと、精神保健医療サービスモデルの課題が把握でき、改革の方向もみえてきます。
本稿では、“マス目モデル”の紹介から、日本の近年の精神保健医療サービス改革の動きをまとめ、実践として国レベルから地域レベルに改革を波及させていく動きを紹介しております。

書籍購入につきましては、こちらのページをご参照ください。
http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/ayumi/AyumiArticleDetail.aspx?BC=924604&AC=12927


この他にも関連記事をご存知の方は、事務局kokoro.kenko@gmail.comまで
お知らせいただけますと幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。


2013年10月9日水曜日

第17回日本精神保健・予防学会のお知らせ

厳しい暑さも和らいでまいりましたが、皆様お変わりはないでしょうか。

 

 

この度は、2013年11月23日(土・祝)・24日(日)に開催予定の第17回日本精神保健・予防学会のご案内をお知らせいたします。
今回のテーマは『精神保健・予防学』を再定義する:「苦しい時にヒトは助け合う」行動を科学する 
~育児・思春期・労働・高齢にわたって~と題しまして、構想実現会議の理念や方向性と多くを共有できる内容となっております。

6月29日の全体会にて被災地の取り組みをご報告いただきました、東松島市保健福祉部の門脇 裕美子様もご講義される予定です。



構想会議にこれまで関わって下さった方々,
応援してくださっている方々にも多数ご参加いただく予定ですので,
お知らせさせていただければ幸いです.

 

 


第17回日本精神保健・予防学会

2013年11月23日(土・祝)・24日(日)
学術総合センター(東京・神保町)
テーマ:『精神保健・予防学』を再定義する:
「苦しい時にヒトは助け合う」行動を科学する
~育児・思春期・労働・高齢にわたって~


 

 

 ※パンフレットはこちらよりダウンロードして下さい

 


 

以下は,理念共有セミナーの抜粋です.
みんなが幸せになる皆働社会実現への提言


~知的障害者に導かれた企業経営から~
大山 泰弘 氏( 日本理化学工業株式会社 会長)
全従業員の7割が知的障がいをもつ方であり、かつチョークの国内トップシェアを誇る企業の経営者に、人にとって働くということがもつ本質的な意味を教えていただきます。著書:「利他のすすめ」、「働く幸せ」
運命を変える「人の力」「人の怖さ」

 

~母と、連続射殺犯永山則夫との接点から思うこと( 11月23日 15:10 ~ 16:00)
夏苅 郁子 氏( やきつべの径診療所)
お母様が統合失調症を患っておられる環境で育ち、ご自身も長く精神的不調を抱えられたのちにリカバリーを果たされた精神科医。人間という存在の本質が体験を通して語られます。著書:「心病む母が遺してくれたもの」

 
若者が若者を支えるということ~実践の現場から~
石井 綾華 氏( 特定非営利活動法人Light Ring. 代表理事)
思春期にご家族の精神的不調を体験されたことを通じて、傾聴という、人間が持つ基本的な力
を大切にして、人と人をつなぎ、コミュニティ精神保健・予防を目指しておられます。

 
これからの地域精神保健~心を育てる関わりについて~
門脇 裕美子 氏( 東松島市保健福祉部 子育て支援課)
東日本大震災で自ら被災しながら、被災住民のこころのケアを中長期的な視野で進めてこられ
ました。精神保健・予防が溶け込むコミュニティデザインとは何か、真実の声に耳を傾けましょう。

 

 施設サービスからリカバリー中心のサービスへ(仮題)
田尾 有樹子 氏( 巣立ち会)
精神疾患を持つ方の支援にはどのような理念が必要なのか。コミュニティ精神保健・福祉の実
践者から、専門家としてのあり方を見直すアドバイスをいただければと思います。

 

 ビッグツリー 私は仕事も家族も決してあきらめない
佐々木 常夫 氏( 株式会社東レ経営研究所 特別顧問)
うつ病を持つ奥様、自閉症を持つご子息を支えながら、企業人としても成功をおさめられた人生から、ワークライフバランスやこころの健康社会のあり方について学びます。
著書:「働く君に贈る25の言葉」、「完全版 ビッグツリー」